Variety Meat
ホルモンについて
バラエティーミートの
特長や栄養について知ろう!
欧米諸国では、
内臓肉のことを総称して「バラエティーミート」と呼びます。
バラエティーミートは、部位によって味わいも食感も様々です。
また、バラエティーミートは栄養の宝庫とも呼ばれ、
高たんぱく、低カロリーで、ビタミン、ミネラルや鉄分を多く含んでいます。
Beef ~牛内臓~
1
牛タン(舌)
肉質は緻密で硬めですが、じっくり煮込むと柔らかくなり独特の風味が出ます。1頭から1〜2kg程しか取れない部位です。焼肉、シチューに適しています。
2
ハツ(心臓)
くせがなく、淡白な味わいで歯切れの良い食感が特長です。牛内臓の中でビタミンB1が最も多く含まれています。
3
レバー(肝臓)
レバーは、牛内臓の中では最も鉄分、ビタミンに富んでいる部位です。柔らかく濃厚で深い味わいがあります。
4
ハラミ(横隔膜)
肉厚で、牛肉そのものに近い風味を持っています。サシの入ったものは上質で柔らかくカルビにも劣らない味わいです。
5
ミノ(第1胃)
4つある胃のうちの第1胃。色は乳白色で肉厚、弾力性に富んでいます。
6
ハチノス(第2胃)
4つある胃のうちの第2胃。蜂の巣のようなひだ状になっていることからこう呼ばれます。くせのない味わいです。
7
センマイ(第3胃)
沢山のひだが重なっているのでセンマイ(千枚)と呼ばれます。牛内臓の中でカルシウムが最も多く、味は淡白で独特の食感があります。
8
ヒモ(小腸)
弾力のある独特の食感が魅力です。じっくり煮込むと柔らかくなります。もつ鍋にもよく利用されています。
9
シマチョウ(大腸)
表面に縞模様のようなヒダがあることからシマチョウと呼ばれます。小腸より肉厚で弾力と噛みごたえがあります。
10
テール(尾)
煮込むとゼラチン質が溶け出して、濃厚な旨みが出ます。焼肉、シチュー、スープ料理に最適な部位です。
Pork ~豚内臓~
1
タン(舌)
やや固めの部位ですが、じっくり煮込むと柔らかくなります。また、シャキシャキとした食感が楽しめます。淡白な味わいです。
2
ミミ(耳)
ゼラチン質に富んでいて、コラーゲンが豊富に含まれています。コリコリとした歯切れの良い食感が絶妙です。
3
ハツ(心臓)
脂肪が少なく、赤身肉と似た風味を持っています。コリコリとした歯ざわりは独特。豚内臓の中で、最もビタミンB1を豊富に含んでいます。
4
ハラミ(横隔膜)
豚の横隔膜です。あばら骨のまわりをハラミ、腰椎に接している部分をサガリと分けて呼ぶこともあります。焼肉に最適です。
5
ガツ(胃)
くせがなく、食べやすい部位です。鉄板焼きや煮込みなど、様々な料理にして味わうことが出来ます。
6
レバー(肝臓)
レバーは栄養の宝庫。鉄分はもちろん、ビタミンA・B1・B2を含んでいます。高タンパク低脂質のヘルシー食品です。
7
マメ(腎臓)
形が空豆に似ているのでこう呼ばれます。味はコクがあり、鉄、ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。
8
ヒモ(小腸)
弾力のあるシコシコとした食感が魅力です。じっくり煮込むと柔らかくなります。
9
ダイチョウ(大腸)
小腸より太く、コリコリとした歯ごたえが魅力です。もつ鍋・串焼きのほか、マリネにしてもさっぱりと召し上がれます。
10
コブクロ(子宮)
脂質がほとんどなく低カロリーです。味は淡白で歯切れがよく網焼きや煮込みの材料として使われます。
11
トンソク
コラーゲン等のタンパク質を多く含んでいます。また、カルシウムが豊富。丈夫な筋肉や骨を作る栄養が含まれています。